


ボンネットを開けたらフンと足跡が…何の動物なの…。
この記事では、エンジンルームの動物対策を解説します。
猫が車に入りこんだトラブルだけで、JAFには2025年11月の1か月に全国で83件の救援要請が寄せられました。
- 乗る前は、たたく・耳をすます・開けて見るの3手順
- 動物の種類は、跡だけで決めなくていい
- 跡は片づける前に、写真に残しておく
- 車の傷みは、整備工場かディーラーへ
- 家の床下や天井裏が気になる人は、正体が分からなくても調査から頼める害獣プロガード
JAF Mateによると、猫に気づかないままエンジンをかけると、ベルト類に巻きこまれるおそれがあります。
一方で、車の跡から動物を見分ける公的な基準は、確認した範囲では見当たりません。
だからこそ、正体を当てるより先に、乗る前の確認と相談先の分け方を押さえておくと動きやすくなります。
守谷タクミ(イタチ駆除ナビ編集者)
- イタチ被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
- 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載
※当サイトの情報は環境省「野生鳥獣の保護及び管理」(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)、厚生労働省「動物由来感染症」、公益社団法人 日本ペストコントロール協会等の公的機関・専門団体の情報を、コンテンツ制作ポリシー、ランキングに関する根拠をもとに解説しています。
まず何をすればいい?
4つの質問で、相談先と準備を整理します。地域別の記事は関西6府県です。
近づいたり追い回したりせず、人やペットとの距離を取ってください。
動物の種類・原因・費用を確定する診断ではありません。回答やチェック内容はこのページ内でのみ使用し、送信・保存しません。
案内について
地域の記事は、確認できた掲載記事への案内です。すべての市町村を網羅するものではありません。制度や対象条件は、掲載記事と自治体の最新案内で確認してください。
一般的な注意事項は、大東市:イタチについて・長岡京市:野生動物への注意・生駒市:イタチが住み着いたみたいですなどの公的案内を参考にしています。特定の自治体の制度を他の地域に適用するものではありません。
記事一覧の確認日:2026年10月3日
エンジンルームの動物対策は?乗る前に確かめて、相談先を分ける


跡で動物を決めるより先に、乗る前の確認と写真、相談先の分け方を押さえておけば迷いません。
乗る前は、たたく・耳をすます・開けて見るの3手順
乗る前の確認は、ボンネットを軽くたたき、耳をすませ、気配があれば開けて見るの順。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟、車のトラブルで駆けつけるロードサービスの団体)が呼びかけている手順です。
- ボンネットを軽くコンコンとたたく
- 耳をすませて、動く音や気配を探る
- 気配がしたら、ボンネットを開けて中を見る
たたいて終わりにせず、耳をすます一手間を足すところがポイント。
ただし、この手順はもともと猫のための呼びかけで、イタチやネズミへの効き目は書かれていません。
1つずつのやり方は、JAFが猫向けに呼びかける3手順の章で紹介しています。
動物の種類は、跡だけで決めなくていい
フンや足跡を見つけると、何の動物かすぐに知りたくなるもの。
ところが、車の跡で動物を見分ける公的な基準は、確認した範囲では見当たりません。
農林水産省の野生鳥獣被害防止マニュアル(野生動物の被害対策をまとめた国の手引き)にも、足跡とフンの見分け表があります。
その見分け表に、イタチは入っていない。載っているのはタヌキやテンなど7種で、猫とネズミもありません。くわしくは見分け表の章へ。
正体が決まらないままでも、乗る前の確認と写真は今日から始められます。
跡を見つけたら、片づける前に写真を撮っておく
フン・足跡・かじられた跡を見つけたら、片づける前にスマホで撮っておくと後で役に立ちます。
写真は、整備工場やディーラーに車の様子を伝える手がかりになるもの。
- 跡の全体(エンジンルームのどのあたりか)
- フンや足跡の近く(大きさが分かるように)
- かじられたように見える配線や部品
- 撮った日付と、車を停めていた場所
車両保険(車の損害を補償する保険)の加入先へ問い合わせるときも、同じ写真がそのまま使えます。
フンの片づけ方は、エンジンルームの動物のフンの章にまとめました。
車の傷みは整備工場かディーラー、家のまわりは業者へ
相談先は、車のことと家のことで分けて考えると迷いません。
| 項目 | 相談先 |
| 配線や部品の傷み・走れるかどうか | 整備工場・ディーラー |
|---|---|
| 家の床下・天井裏・すき間の被害 | 害獣駆除の業者 |
| 自分で捕まえてよいか | 住んでいる市町村・府県 |
ディーラーは、その車のメーカーの販売店で、整備も受け付けている窓口です。
家のまわりについて、農林水産省の手引きは「被害が出ている場合は、専門の防除業者に依頼するのが無難」と書いています。
防除業者は、すき間をふさぐ封鎖工事の業者。この記事でいう防除業者は、動物が家に入るすき間をふさぐ工事(封鎖)を請け負う業者のことです。
関西6府県すべてに対応する害獣プロガードは、正体が分からない段階でも調査から受け付けています。
乗る前のエンジンルームの確認は、JAFが猫向けに呼びかける3手順


JAFが呼びかけているのは、たたく・聞く・開けて見るの3つを順に行う確認です。
ボンネットを軽くコンコンとたたく
1つ目は、乗る前にボンネットを軽くコンコンとたたくこと。
JAFの発表を記事にしたJAF Mate(JAF MEDIA WORKSの情報サイト)では、ノックするように、やさしくたたく形で紹介されています。
日産が呼びかける「猫バンバン」も、乗る前にボンネットを軽くたたき、車体を揺らす動きのこと。
強くたたかなくていい。JAF Mateの紹介は「ノックするように、やさしく」。中にいる動物に合図を送るつもりで、軽くたたけば十分です。
エンジンをかける前のひと手間として、毎回のくせにしておくと続けやすくなります。
たたいたあとは、耳をすませて気配を探る
2つ目は、たたいたあとに耳をすませて気配を確かめること。
JAF Mateの記事には、音や気配で異変に気づいた例が、次のように書かれています。
実際の救援要請の中には、「ボンネットの中から猫の鳴き声がする」「エンジンルームから音がするので確認したい」といった、音や気配をきっかけに異変に気づいたケースも複数確認されている。そのため、単にボンネットをたたくだけでなく、耳をすませて気配を確かめることが重要だ。
同じ記事が挙げるのは、たたいただけでは猫が出てこない場合に備えた「たたく+聞く」の2段階チェック。
ここが、たたくだけで終わる呼びかけとの違いです。
鳴き声や物音がしないか、少しのあいだ静かに聞いてみましょう。
動く音や気配がしたら、ボンネットを開けて中を見る
3つ目は、動く音や気配を感じたときに、ボンネットを開けて中を確かめること。
JAF Mateによると、猫に気づかずエンジンをかけると、ベルト類に巻きこまれるおそれがあります。
ベルト類は、エンジンの回転をほかの部品に伝えるベルトのこと。
| 項目 | JAF Mateの記事の数字 |
| 救援要請(2025年11月の1か月) | 全国で83件 |
|---|---|
| うちエンジンを始動したあとに気づいた件数 | 5件 |
83件のうち5件は、エンジンをかけたあとに気づいたケースでした。
救援要請は、JAFに「来てほしい」と頼む連絡を指します。
中に動物がいたら、エンジンはかけないこと。
自分で出せないときは、ロードサービスに相談できる。JAFには、猫が入りこんだトラブルの救援要請が寄せられています。イタチの可能性があるときも、手で捕まえようとはしないでおきましょう。
この3手順は、もともと猫のための呼びかけ
ここまでの3手順は、JAFも日産も、猫が入りこむ事故を防ぐための呼びかけとして出しています。
イタチやネズミにも効くとは、どちらの案内にも書かれていません。
それでも、乗る前に中を確かめる習慣そのものは、猫の事故を防ぐ目的で続けられます。
猫は「愛護動物」。猫は動物愛護管理法(動物の愛護及び管理に関する法律)で愛護動物とされ、みだりに傷つけると罰則があります。猫よけの方法はこの記事では扱わず、乗る前の確認だけを紹介しました。
JAF Mateによると、猫が車に入りこむトラブルは、特定の時期だけでなく年間を通して起きているとのこと。
寒い時期や、エンジンを止めてしばらくたった車も注意が必要と、JAF Mateは書いています。
エンジンルームの動物対策で、資料から確かめられたのは3つ


車とエンジンルームについて、確認した範囲で資料から分かったのは、猫の事故・イタチの配線被害・捕獲の禁止の3つです。
このうち猫の事故は、JAF(一般社団法人)と日産(自動車メーカー)の案内で、国や自治体の資料ではありません。
| 項目 | 出典 | この記事での扱い |
| 猫がエンジンルームに入る | JAF・日産 | 乗る前の3手順 |
|---|---|---|
| イタチに車の配線をかまれた相談 | 北九州市(福岡県) | 候補にイタチを入れる |
| 野生のイタチは原則、許可なく捕まえられない(狩猟を除く) | 環境省・大阪府 | 自分で捕まえない |
猫が入りこむトラブルは、JAFが件数まで出している
3つのうち、件数まで分かるのは猫のトラブルだけ。
JAFは、猫が車に入りこんだことによる救援要請の件数を発表しています。
| 項目 | JAF Mateの記事にある件数 |
| 2025年11月の1か月 | 全国で83件 |
|---|---|
| 2024年6月の1か月 | 381件 |
ただし、JAFが数えているのは猫の件数で、イタチやネズミの件数は出ていません。
「エンジンルームに入る動物」の統計は、猫の分だけ。ほかの動物がどれくらい多いかを示す公的な数字は、確認した範囲では見当たらない状態です。
イタチに配線をかまれた相談は、北九州市の案内にある
イタチが車に入る話が出てくるのは、北九州市(福岡県)の案内。
関西の自治体ではありませんが、イタチの被害相談として載っているのが次の一文。
天井裏を走り回ってうるさい、尿や糞の臭いがひどい、車に侵入され配線を噛まれて故障した(タイヤ周りのコード類破損等)などの被害相談が増えています。
原文は「タイヤ周りのコード類」で、エンジンルームの中とは書かれていない点に注意。
関西では、大阪府「イタチでお困りの方へ」にイタチの特徴や天井裏の相談は出てきますが、車の記載は見当たりません。
北九州市の案内によると、イタチは3センチメートル足らずのすき間があれば入ってくると言われる動物。
野生のイタチを捕まえるのは、原則として禁止
3つ目は、法律の話。
鳥獣保護管理法について、環境省の捕獲許可制度の概要の説明は次のとおり。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律では、鳥獣又は鳥類の卵については、狩猟により捕獲する場合を除いて、原則としてその捕獲、殺傷又は採取(以下「捕獲等」という)が禁止されています。
鳥獣保護管理法は、野生の鳥や獣を勝手に捕まえることを原則として禁じる法律。
狩猟以外で捕まえるときに受けるのが、捕獲許可(捕まえてよいという許可)です。
大阪府の案内でも、イタチの捕獲には市町村長の捕獲許可が必要とされています。
捕まえる前に、市町村・府県へ確認する。イタチは種類やオスかメスかで扱いが違うことがあり、許可の窓口も地域で分かれます。捕まえる前に、住んでいる市町村・府県へ確認しましょう。許可の手続きはイタチ駆除は違法になる?捕獲の許可と自分でできる合法な対処にまとめました。
跡の見分け方や忌避剤の効き目は、公的な案内が見当たらない
反対に、ネットでよく見かける話のなかには、公的な裏づけが見当たらないものもあります。
| 項目 | 確認できた案内 | この記事での扱い |
| 車の跡で動物を見分ける基準 | 見当たらない | 候補を並べて考える |
|---|---|---|
| 忌避剤・超音波・ハッカ油の車での効き目 | 見当たらない | 言い切らない |
| かじられた修理に車両保険が使えるか | 見当たらない | 加入先に聞く |
| 車に来た動物が家にすんでいるか | 見当たらない | 家も点検できる |
忌避剤(動物がいやがるにおいなどで近づけないようにする薬剤)も、車で効くかどうかの公的な確認は見当たりません。
この記事では、こうした話を効く・効かないのどちらとも言い切らずに扱います。
エンジンルームの動物は、跡だけで決めず候補を並べて考える


エンジンルームに来る動物として主に挙がるのは、猫・イタチ・ネズミなどで、出典の濃さに差があります。
候補に挙がるのは、主に猫・イタチ・ネズミ
下の表は、猫・イタチ・ネズミとテンについて、車との関係が書かれた資料があるかを並べたもの。
| 動物 | 車との関係が書かれている資料 |
| 猫 | JAF・日産(エンジンルームに入る事故) |
|---|---|
| イタチ | 北九州市(車の配線をかまれた相談) |
| ネズミ | 公的な記載は見当たらない(業者やメディアの記事に出てくる) |
| テン | 公的な記載は見当たらない(車の被害を書いた記事も確認できていない。農林水産省の手引きは家の屋根裏・物置の利用のみ) |
車の候補として資料で確かめられたのは、主に猫・イタチ・ネズミで、テンは車の候補とまでは言えません。
テンは、山に近い地域の家についての記載だけ。農林水産省の手引きにあるのは、テンが中山間地域で家屋の屋根裏や物置を使うことがあるという記載。車についての記載はないため、この記事では車の候補に入れていません。
大阪府の案内によると、町で見かけるイタチはシベリアイタチ(チョウセンイタチ)が多いとのこと。
農林水産省の手引きは、シベリアイタチが住宅街など人の生活圏を好む傾向があると書いています。
水辺など自然の多い場所を好むニホンイタチ(もともと日本にいるイタチ)とは、すみかの好みが違うということ。
車に入る理由までは、どちらにも書かれていない。大阪府と農林水産省の案内にあるのは、すみかの好みの話です。イタチが車に入る理由は、確認した範囲では見当たりません。
大きさや尾の長さで絞りたい人へ。イタチそのものの見分け方は、【結論】イタチの見分け方は?テンやハクビシンより小さく3cm足らずの穴も通るで扱いました。似た動物の一覧は【結論】イタチに似た動物は9種!関西で出るかと法律の扱いを表にまとめたにあります。
農水省の足跡とフンの見分け表に、イタチは載っていない
フンを見れば動物が分かる、と思いたくなるもの。
農林水産省の手引きには、足跡とフンから動物を絞る獣種の見分け方フローチャートが載っています。
結果に出てくるのは、次の7種。
- タヌキ
- キツネ
- アライグマ
- ヌートリア
- ハクビシン
- アナグマ
- テン
イタチ・猫・ネズミは、この7種に入っていません。
フローチャートの下にある注記がこちら。
※糞は時期や食べ物によって色や形状が変わります。このフローはすべての条件にあてはまるものではありません。
手引き自身も、フンの形だけでは決めきれないと断っているわけです。
エンジンルームの動物のフンは、写真を撮ってから片づける
エンジンルームの動物のフンは、見た目でイタチと決めず、写真を撮ってから片づけましょう。
撮るときは、場所と日付が分かるように、少し引いた写真と近くの写真を両方撮っておくと伝わりやすくなります。
片づけ方は、フンの記事にまとめてある。片づけ方や消毒は、【結論】イタチのフンは自分で片づけていい?天井裏と消えない臭いの2つは業者へで扱いました。
配線や電気で動く部品のまわりにあるフンは、自分で触らずに整備工場やディーラーに任せましょう。
エンジンルームの動物対策で、また来ないようにできること


また来ないように手を打つ前に、車に使ってよいかの確認と、自分で捕まえないことを押さえておきます。
忌避剤やハッカ油、超音波の効き目は言い切れない
においや音で動物を遠ざけるグッズは、エンジンルーム対策としてよく話題になります。
ところが、忌避剤・ハッカ油・超音波が車で効くと確かめた公的な案内は見当たりません。
確認した業者の記事には、1つの対策に頼らず、いくつかを組み合わせるよう勧めるものもありました。
効く・効かないは、どちらとも言い切れない。公的な確かめがないため、この記事ではおすすめも否定もしません。試す人は、次の章のとおり車に使ってよいかを先に確かめておきましょう。においで追い払う市販品の話は、イタチにナフタリンは効く?効果の実際と使う前に知るべき注意点でも扱っています。
車に薬剤や金網を使う前に、整備工場に聞いておく
グッズを使う前に、車の側への影響も気にしておきたいところ。
業者の記事にも、車への使用に注意する声がある。確認した範囲では、ハッカ油がプラスチックやゴム、塗装を傷める可能性を挙げて、車への使用をあまり勧めない業者の記事がありました。
車体の下に金網やカバーを付けるのも、車に手を加える作業。
どちらも、使う前・取り付ける前に整備工場かディーラーへ聞いておくと、その車に合うかどうかを確かめられます。
聞くときに伝えたいこと。使いたいグッズの名前と、どこに置くつもりかを伝えると話が早くなります。跡の写真も、あわせて見せましょう。
粘着シートや捕獲器で、自分で捕まえない
跡を見つけると、粘着シートや捕獲器を仕掛けたくなるかもしれません。
でも、イタチなど野生の鳥獣は、狩猟の場合を除いて原則として捕獲が禁止されています。
相手が分からないまま仕掛けると、イタチや猫がかかるおそれも否定できません。
家ネズミ3種は、この法律の対象外。家にすむ主なネズミ3種(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は、鳥獣保護管理法の施行規則で対象外とされています。ただ、車に来た動物がネズミだと決まったわけではありません。
捕獲器の売り場で迷ったら。ホームセンターでの捕獲器は、【結論】イタチ駆除にホームセンターで買うのは3つ!捕獲器は許可がないと使えないで紹介しました。
エンジンルームの動物対策、車の傷みは整備工場かディーラーへ


かじられた跡や警告灯が気になるときは、走れるかどうかの判断も含めて整備工場かディーラーに任せます。
かじられた跡があったら、配線は自分でいじらない
北九州市の案内に出てくるのは、イタチに配線を噛まれて故障したという相談。
業者の記事には、断熱材(インシュレーター)が破られた例の説明もあります。
断熱材は、ボンネットの裏などに貼られた、熱や音をさえぎる素材のこと。
配線の傷みは、見た目だけで判断しない。どこまで傷んでいるかを確かめるのは、整備工場やディーラーの仕事です。撮っておいた写真があれば、そのまま見せられます。
かじられたように見える配線は、テープを巻いたりつなぎ直したりせず、そのままにしておきましょう。
走っていいかどうかは、整備工場に見てもらって決める
警告灯が点いた、いつもと違う音がする、といったときに走ってよいかは、この記事では判断できません。
車の状態を見て走れるかどうかを決めるのは、整備工場やディーラーです。
電話で相談するときは、次の3つを伝えると話が通じやすくなります。
- 点いた警告灯と、点いたタイミング
- 音やにおいの様子
- 跡を見つけた日と、車を停めていた場所
出先で動かせないときは、JAFなどのロードサービスに救援要請をする方法もあります。
JAFは、猫のトラブルだけでも2025年11月の1か月で83件の救援要請を受けていて、出先で困ったときに呼べる窓口の1つ。
修理を頼むときは、撮っておいた写真を見せる
修理の相談では、跡を見つけた日・場所・写真をそろえておくと説明が短くすみます。
| 項目 | 見せるもの |
| 写真 | フン・足跡・かじられた跡 |
|---|---|
| 日付 | 跡を見つけた日 |
| 場所 | 車を停めていた場所(自宅・月極駐車場など) |
| 様子 | 警告灯や音の有無 |
車両保険は、契約によって補償の範囲が違います。
写真と修理の見積もりをそろえて、加入先の保険会社や代理店に確認しましょう。
保険の質問は、よくある質問でも扱いました。
家の床下や天井裏も気になったら、点検は害獣駆除の業者へ


車の跡だけでは家のことまでは分かりませんが、床下や天井裏が気になる人は、点検を業者に頼めます。
北九州市の案内には、天井裏と車の被害が並んでいる
先ほどの北九州市の案内は、1つの文の中に天井裏の足音・臭い・車の配線の被害を並べています。
同じイタチの案内に、家の被害と車の被害が一緒に出てくるということ。
ただし、車に来た動物が家にすんでいるかどうかは、この案内からは分かりません。
天井裏の音が気になる人へ。足音や臭いの見方は、【結論】屋根裏の動物が鳴かないのに音がする?見るのは足音・臭い・シミの3つで詳しく扱いました。
車の対策とは別に、家の床下や天井裏を一度見てもらうこともできます。
シベリアイタチは、住宅街の建物を休む場所に使う
農林水産省の手引きは、シベリアイタチが建物を休む場所に使うと書いています。
住宅街など人の生活圏を好む傾向があり水辺などの自然環境を好むニホンイタチと異なる。休息場として建物を利用するため糞尿や騒音などの被害も問題となっている。
休息場とは、休んだり寝たりする場所のこと。
大阪府の案内にも、天井裏で子育てをして糞や尿の臭いがひどいという相談が載っています。
大阪府は、イタチが床下や天井裏に住みつくこともあると案内しているところ。
床下や天井裏の点検と封鎖は、専門の業者に頼む
屋根裏などに入る「住環境害獣」(西日本の代表格はシベリアイタチ)について、農林水産省の手引きはすき間をすべてふさぐ方法しかないとしています。
一般人が点検・封鎖するには、ある程度の建築知識が必要で、見落としや事故のリスクがある。よって被害が出ている場合は、専門の防除業者に依頼するのが無難であろう。
侵入口の封鎖は、動物が家に入るすき間を金網や板でふさぐ工事のこと。
手引きが挙げる家の侵入ポイントは次の4つで、車の入り口とは別の場所です。
- 屋根の重なり
- 入母屋屋根の両隅
- 床下換気口
- 給湯器などの配管の引き込み部
同じ手引きは、家の中の被害は自治体の介入がほぼできないとも書いています。
住んでいる府県の窓口も確かめられる。市役所でできることは、イタチ駆除は市役所に頼める?できること・できないことと相談の流れにまとめました。府県ごとの窓口は次の6本です。
家の点検で迷ったら、害獣プロガードの現地調査から
家の点検で迷ったら、関西6府県すべてが対応エリアで、正体が分からない段階でも調査から頼める害獣プロガード。
- 関西の住所が対応エリアに入る
- 正体が分からなくても家を見てもらえる
- イタチの封鎖工事と消臭、天井裏の清掃と消毒が公式に載っている
3つとも公式サイトで確かめられたことを理由に、この記事では害獣プロガードを主に紹介する形にしました。
家の被害で種類が分からない人は、害獣プロガードに調査から頼めます。
種類が分からない人への、公式のよくある質問の答えはこうです。
まず、害獣プロガードの専門スタッフが調査し特定させていただきます。
調査のときに姿が見えなくても、フンや巣などの痕跡が見つかれば、それをヒントに計画を立てる、というのが公式の答え。
イタチの欄には、パンチングメタル(小さな穴が並んだ金属の板)などを使う封鎖工事が書かれています。
| 項目 | 公式の案内 |
| サービス名 | 害獣プロガード |
|---|---|
| 対応エリア | 12都府県(関西6府県すべてを含む) |
| 受付 | 24時間365日・時間帯による追加料金なし |
| 頼めること | 封鎖工事とマーキング臭の消臭(イタチ)、天井裏のシミや糞尿の清掃と消毒(範囲は見積もり時に説明) |
| 契約と支払い | 見積もりに納得したら契約、支払いは作業完了後 |
| 料金 | 料金表はなし。現地調査の見積もりで決まる |
| 保証 | 期間内の再発に対応(期間・範囲の記載なし) |
気をつけたいのは、公式サイトに料金表と保証の期間が載っていないこと。料金は現地調査の見積もりで決まり、保証は「期間内」とあるだけ。見積もりのときに、金額と保証の期間・範囲を聞いてメモしておきましょう。
現地調査は、業者が家に来て、被害と入り口を見てから見積もりを出す流れです。
車の跡から家が気になり始めた段階でも、家のまわりを見てもらうところから頼めます。
何社か比べてから決めたい人は、3社の表を使う
何社か比べてから決めたい人は、害獣プロテックとハウスプロテクトも候補です。
害獣プロテックの評判は、害獣プロテックの口コミと評判は拠点で違う|関西支社は4.8の191件で拠点ごとに紹介しています。
下の表は、3社を特徴・対応地域・費用・保証の4つで並べたもので、並びは掲載順。
迷ったら、害獣プロガードから。正体が分からない段階から調査を受け付け、関西6府県すべてが対応エリアに入っています。
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イタチ駆除ナビ | 気になる項目から3社を比較
横にスクロールして比較できます → 業者名は左側に固定されます。
| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
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同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。



どこか1社だけ先に相談するなら、関西6府県すべてが対応エリアの害獣プロガードから相談を始めるのがおすすめです。
エンジンルームの動物対策でよくある質問


エンジンルームの動物対策で出やすい質問を、10個まとめました。
エンジンルームに動物のフンがありました。何の動物ですか?
フンだけで動物を決める公的な基準は、確認した範囲では見当たりません。候補は主に猫・イタチ・ネズミで、農林水産省の見分け表にもイタチは載っていない状態。詳しくは候補を並べた章へ。
イタチは車のエンジンルームに入りますか?
北九州市(福岡県)の案内には、イタチに車へ侵入され配線を噛まれたという相談が載っています。原文は「タイヤ周りのコード類」で、エンジンルームの中とは書かれていません。相談例は北九州市の案内の章で紹介しました。
配線をかじられていても、車で走って大丈夫ですか?
走ってよいかどうかは、この記事では判断できません。整備工場やディーラーに見てもらい、出先で動かせないときはロードサービスに頼む方法もあります。詳しくは走っていいかの章へ。
ボンネットを開けたら動物がいました。どうすればいいですか?
エンジンはかけないでおきましょう。JAF Mateは、猫に気づかずエンジンをかけるとベルト類に巻きこまれるおそれがあるとしています。自分で出せないときの相談先は開けて中を見る章へ。
猫バンバンは、イタチやネズミにも効きますか?
JAFや日産の案内は猫のためのもので、イタチやネズミへの効き目は書かれていません。乗る前の確認は、猫の事故を防ぐ習慣として続けられます。理由は猫のための呼びかけの章へ。
ハッカ油や忌避剤を、エンジンルームに使ってもいいですか?
車での効き目を確かめた公的な案内は見当たりません。ハッカ油がプラスチックやゴムを傷める可能性を挙げる業者の記事もあるので、使う前に整備工場かディーラーへ聞いておきましょう。詳しくは整備工場に聞く章へ。
車の下に金網を張って、動物を防いでもいいですか?
車体に手を加える作業なので、取り付ける前に整備工場かディーラーへ相談しましょう。その車に合う方法かどうかを確かめてもらえます。相談の仕方は整備工場に聞く章へ。
エンジンルームに来る動物を、自分で捕まえてもいいですか?
イタチなど野生の鳥獣は、狩猟の場合を除いて原則として捕獲が禁止です。家にすむネズミ3種は鳥獣保護管理法の対象外ですが、猫は動物愛護管理法の愛護動物。捕まえる前の確認先は捕獲は原則禁止の章へ。
動物にかじられた修理に、車両保険は使えますか?
車両保険の補償の範囲は、契約によって違います。跡の写真と修理の見積もりをそろえて、加入先の保険会社や代理店に確認しましょう。そろえるものは修理を頼むときの章へ。
車に来た動物は、家にもすんでいますか?
車の跡だけでは、家にすんでいるかどうかは分かりません。北九州市の案内では、天井裏と車の被害が同じ文に並んでいるだけ。床下や天井裏が気になる人は、家の点検の章のとおり業者に点検を頼めます。
まとめ:エンジンルームの動物対策は、乗る前の3手順から始めよう


エンジンルームの動物対策は、乗る前にたたいて耳をすませ、跡は写真に残し、車と家で相談先を分けましょう。
跡を見つけた朝は、何の動物かが気になって手が止まりがち。
それでも、今日の乗る前から3手順を始めれば、次に猫が入っていたときに気づくきっかけになります。



乗る前のコンコンと、写真から始めよう。
家の床下や天井裏まで気になる人は、関西6府県すべてに対応し、正体が分からなくても調査から頼める害獣プロガード。
車は整備工場、家は業者と分けておけば、家の点検を頼む先を下の表からすぐに選べます。
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イタチ駆除ナビ | 気になる項目から3社を比較
横にスクロールして比較できます → 業者名は左側に固定されます。
| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
| GAIJU PRO GUARD害獣プロガード24時間受付で相談したい方へ | 清掃・消毒まで一社で相談 侵入口の封鎖に加え、天井のシミや糞尿がたまった場所の清掃・消毒に対応。どこまで作業するかは見積もり時に説明すると案内しています。 受付:24時間365日(時間帯の割増なし) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| GAIJU PROTEC害獣プロテック保証の対象まで確かめたい方へ | 相談から施工まで自社スタッフ コールセンターでの相談から調査見積り、駆除作業まで自社スタッフが担当すると案内。侵入経路を塞ぐ再発防止施工も公式に説明があります。 受付:24時間365日(土日祝営業) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| HOUSE PROTECTハウスプロテクト追加費用の扱いを重視する方へ | 500円玉大の隙間まで封鎖 追い出しだけでなく侵入経路の封鎖で再発を防ぐ方針。広告から施工まで自社で一貫して行い、土日祝の作業も可能と案内しています。 受付:年中無休・24時間 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。



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