


「業者に頼む前に、自分でなんとかできない?」
「イタチって勝手に捕まえたらダメなんだよね…?」
イタチを自分で対処する方法は、「合法にできる範囲」「追い出しから封鎖までの手順」「市販グッズの効果と限界」の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
天井裏の足音に気づいて調べ始めたものの、何から手をつけていいかわからない方は多いものです。
結論からいうと、イタチ駆除は「追い出して、入口を塞ぐ」までなら自分でできます。
一方で、捕獲や殺傷は鳥獣保護管理法により許可なしでは違法となるため、檻や罠を使う対処は選択肢から外してください。
この線引きさえ守れば、市販グッズでも十分に戦えます。
| 観点 | 押さえるべきポイント | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 合法な範囲 | 追い出し・忌避・侵入口の封鎖 | 許可のない捕獲・殺傷(罰則あり) |
| 手順 | 追い出し→残っていないか確認→封鎖の順 | イタチが中にいるまま封鎖する |
| グッズ選び | 忌避剤とくん煙剤を組み合わせる | 超音波グッズだけに頼る |
読み終える頃には、今日ホームセンターで何を買い、どの順番で作業すればいいかが具体的にわかるはずです。
ただし、子育て中の気配や高所の作業など、自分では手が出せない場面もあります。
先に相談先だけ押さえておきたい人は、このあとの比較表の3社から見比べてみてください。
守谷タクミ(イタチ駆除ナビ編集者)
- イタチ被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
- 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載
※当サイトの情報は環境省「野生鳥獣の保護及び管理」(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)、厚生労働省「動物由来感染症」、公益社団法人 日本ペストコントロール協会等の公的機関・専門団体の情報を、コンテンツ制作ポリシー、ランキングに関する根拠をもとに解説しています。
まず何をすればいい?
4つの質問で、相談先と準備を整理します。地域別の記事は関西6府県です。
近づいたり追い回したりせず、人やペットとの距離を取ってください。
動物の種類・原因・費用を確定する診断ではありません。回答やチェック内容はこのページ内でのみ使用し、送信・保存しません。
案内について
地域の記事は、確認できた掲載記事への案内です。すべての市町村を網羅するものではありません。制度や対象条件は、掲載記事と自治体の最新案内で確認してください。
一般的な注意事項は、大東市:イタチについて・長岡京市:野生動物への注意・生駒市:イタチが住み着いたみたいですなどの公的案内を参考にしています。特定の自治体の制度を他の地域に適用するものではありません。
記事一覧の確認日:2026年10月3日
自分でできるのは「追い出しと封鎖」まで


最初に、法律の線引きをはっきりさせておきましょう。
イタチは鳥獣保護管理法の対象で、許可のない捕獲や殺傷は同法第83条により1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象です。
そもそも狩猟には免許や登録、狩猟期間・区域の制限があり、住宅地で自宅のイタチを捕まえるには自治体の許可が必要になります。
素人が許可なく捕獲する道は、事実上ないと考えてください。
- 追い出す
くん煙剤や忌避剤で天井裏から退去させる - 入れなくする
金網やパテで侵入口を封鎖する - 寄せつけない
臭い対策と餌になるものの管理で再訪を防ぐ
- 檻や罠で捕獲する
許可がなければ違法。ネズミ用の粘着シートにかかった場合も自分で処分できない - 殺傷する
殺鼠剤の流用も含めて法律違反にあたる - 捕まえて山に逃がす
捕獲した時点で違法。善意の放獣も認められない
法律の詳細は法律・制度のカテゴリで解説していますが、まずは「追い出しと封鎖はOK・捕獲はNG」とだけ覚えておけば大丈夫です。
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イタチ駆除ナビ | 気になる項目から3社を比較
横にスクロールして比較できます → 業者名は左側に固定されます。
| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
| GAIJU PRO GUARD害獣プロガード24時間受付で相談したい方へ | 清掃・消毒まで一社で相談 侵入口の封鎖に加え、天井のシミや糞尿がたまった場所の清掃・消毒に対応。どこまで作業するかは見積もり時に説明すると案内しています。 受付:24時間365日(時間帯の割増なし) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| GAIJU PROTEC害獣プロテック保証の対象まで確かめたい方へ | 相談から施工まで自社スタッフ コールセンターでの相談から調査見積り、駆除作業まで自社スタッフが担当すると案内。侵入経路を塞ぐ再発防止施工も公式に説明があります。 受付:24時間365日(土日祝営業) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| HOUSE PROTECTハウスプロテクト追加費用の扱いを重視する方へ | 500円玉大の隙間まで封鎖 追い出しだけでなく侵入経路の封鎖で再発を防ぐ方針。広告から施工まで自社で一貫して行い、土日祝の作業も可能と案内しています。 受付:年中無休・24時間 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。



どこか1社だけ先に相談するなら、関西6府県すべてが対応エリアの害獣プロガードから相談を始めるのがおすすめです。
作業前に確認する3つのこと


いきなりくん煙剤を焚くのは失敗のもとです。
作業の成否は、実は準備段階でほぼ決まります。
①相手は本当にイタチか
天井裏の物音の正体がネズミやハクビシンなら、対策の中身が変わってきます。
イタチのサインは「ドタドタと素早い足音」「魚が腐ったような強烈な糞の臭い」「細長い黒っぽい糞」の3点セットです。
体が細長く、3センチ程度の穴でも通り抜けられるとされるのもイタチの特徴。
ネズミやハクビシンなど似た動物との詳しい見分け方は、イタチに似た動物の見分け方で解説しています。
②子育ての時期ではないか
イタチは春に交尾し、春の終わりから初夏にかけて出産するとされています。
種類や地域、個体によって時期は前後しますが、特に5〜6月頃は幼獣がいる可能性を考慮してください。
この時期に親だけを追い出すと、天井裏に取り残された子イタチが死んでしまい、悪臭や虫の発生という二次被害につながりかねません。
子育ての気配(小さな鳴き声)がある場合は、巣立ちを待つか業者への相談を検討してください。
③侵入口の見当がついているか
追い出しに成功しても、入口が開いたままでは数日で戻ってきます。
家の外周を一周し、換気口・軒下・戸袋・基礎の通気口・配管の貫通部などの隙間に目星をつけておきましょう。
3センチ程度の穴を通れるとされるため、小さく見える隙間や建材のずれも点検対象です。
壁ぎわのこすり跡や糞は、侵入経路を探す手掛かりになります(それだけで出入口とは断定できません)。



よくある失敗が「追い出す前に塞ぐ」と「塞がずに追い出す」です。
順番さえ守れば、成功率はぐっと上がりますよ。
追い出しから封鎖までの4ステップ


準備ができたら、次の順番で作業します。
重要なのは、建物内にイタチや幼獣が残っていないことを慎重に確認してから塞ぐことです。
「追い出してから金網などで塞ぐ」という流れは、大阪市の案内でも示されている基本手順となります。
換気口・軒下・屋根と壁の接合部・戸袋・基礎の通気口・配管の貫通部を点検しましょう。
3センチ程度の穴を通過できるとされるため、小さく見える隙間や建材のずれも対象です。
毛・足跡・糞・こすれた跡は経路を探す手掛かりになります。
高所や屋根付近は転落の危険があるので、無理せず業者への依頼も検討してください。
市販の動物用忌避剤を、製品表示に従って使用します。
ダニやゴキブリ用くん煙剤の煙による副次的な追い出しを案内する自治体もありますが、イタチへの効果が保証された使い方ではありません。
使う場合は天井裏が使用可能な場所かを表示で確かめ、火気・住宅用火災警報器・換気・ペットへの注意事項を守ってください。
幼獣がいる気配があれば作業を中止し、自治体や業者へ相談しましょう。
物音・鳴き声・臭い・新しい糞や足跡がないかを、複数の方法で確認します。
出入口の候補を観察したり、動物の出入りを撮影できるカメラを使う方法も選択肢のひとつです。
物音が一時的に消えただけでは不在を断定できないため、日数だけで機械的に判断しないでください。
幼獣を含めた確認が難しい場合は、封鎖せず業者へ相談するのが安全です。
残っていないことを確認できたら、金網・金属製ネット・金属たわしなどで隙間を塞ぎます。
屋外で使える強度のある金属製材料を主体にし、動かないようしっかり固定してください。
大きな隙間をパテだけで塞がず、必要に応じて補修材として併用します。
封鎖後もしばらくは、物音・臭い・新しい糞・封鎖部分のずれがないか経過を観察してください。
再び物音がする場合は、別の侵入口・封鎖部分の破損・個体の残留・別の動物の侵入といった複数の可能性があります。
原因がわからないまま封鎖を重ねず、状況を確認し直すことが大切です。
市販グッズの効果と選び方


対策グッズはホームセンターやネット通販でそろいます。
それぞれ得意・不得意があるため、役割を理解して組み合わせるのがコツです。
| グッズ | 価格帯の目安 | 効果と注意点 |
|---|---|---|
| 忌避剤(固形・スプレー) | 1,000〜3,000円 | 木酢液や唐辛子成分の臭いで遠ざける。雨や時間で効果が薄れるため定期交換が前提 |
| くん煙剤 | 500〜1,500円 | 煙と臭いで追い出しの主役に。害虫用の製品はイタチへの効果を保証するものではない点に注意 |
| 金網・パンチングメタル | 1,000〜3,000円 | 封鎖の必需品。屋外で使える強度のある金属製を選び、しっかり固定する |
| 防鼠パテ・シーリング材 | 500〜1,500円 | 配管まわりなど細かい隙間の封鎖に。金網と併用する |
| 超音波・LEDライト | 2,000〜5,000円 | 効果は個体差が大きく、慣れられることも。補助として考える |
どれもホームセンターや通販でそろえられる道具です。
基本の組み合わせは「くん煙剤で追い出し+忌避剤で定着防止+金網とパテで封鎖」の3点セットと覚えてください。
超音波グッズだけで解決しようとするのは、失敗パターンの代表例です。
追い出した後の清掃と再発防止


イタチを追い出した後も、天井裏には糞尿や巣材が残ったままです。
野生動物の糞尿には、レプトスピラ症やサルモネラ症など人に感染する病原体が含まれている可能性があります。
すべての糞尿に含まれるわけではありませんが、見た目で判断はできないため、予防的に扱うのが原則です。
清掃前の準備
使い捨ての手袋と、粉じんを吸い込みにくいマスクを着用しましょう。
長袖・長ズボン・保護眼鏡があれば、皮膚や目への付着も防ぎやすくなります。
換気できる場所なら、糞や巣材を動かす前に空気を入れ替えておきましょう。
湿らせてから静かに回収する
乾いた糞や巣材を、いきなりほうきで掃いたり家庭用掃除機で吸ったりしないでください。
粉じんと一緒に、汚染物を空気中へ広げてしまうおそれがあるためです。
まず市販の消毒剤を製品表示に従って噴霧し、十分に湿らせてから、表示の時間を置いてペーパータオルなどで静かに回収します。
回収物は破れにくいごみ袋に入れて口を閉じ、自治体の分別ルールに従って処分してください。
消毒・消臭は「表示どおり・混ぜない」
糞や巣材を取り除いた後、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム系の製品で周辺を拭き上げます。
対象物・濃度・使用量・接触時間は、製品表示を守ってください。
塩素系の製品は、酸性洗剤やアンモニアを含む製品と混ぜてはいけません。有毒なガスが発生するおそれがあるためです。
清掃後も臭いが残る場合は、糞尿が断熱材や木材へ染み込んでいる可能性があり、断熱材の交換が必要になることもあります。
臭いの原因別の対処は、姉妹サイト害獣駆除エリアナビのイタチの臭い対策ガイドも参考にしてください。
再侵入の防止は封鎖の点検と餌の管理
清掃を終えたら、封鎖した侵入口に隙間や破損がないかを改めて点検します。
あわせて、生ごみ・屋外に置いたペットフード・収穫せず落ちた果実は、イタチをはじめとした野生動物を寄せる原因になりかねません。
環境省も、餌となるものを残さないことを意図しない餌付けを防ぐ基本として案内しています。
糞尿や巣材が広範囲に及ぶ、強い悪臭が続く、断熱材が大量に汚染されている、天井裏が狭く換気できない、死骸がある——こうした場合は無理をせず業者へ相談してください。
作業後は手袋を外し、石けんと流水でよく手を洗います。
後日、発熱・頭痛・筋肉痛などの症状が出たら、糞尿を清掃したことを伝えて医療機関を受診しましょう。
自分でやらない方がいいケース


DIY対策には、作業できる範囲とできない範囲があります。
次のいずれかに当てはまるなら、無理をせず自治体の窓口や業者への相談に切り替えてください。
依頼には費用がかかりますが、被害の拡大・危険な作業・再施工を避けられる可能性があります。
- 天井裏で子育て中の気配がある
取り残しの死骸リスクが高く、時期の見極めに経験がいる - 糞尿や巣材の汚染が広範囲に及ぶ
乾いた糞の粉じんや換気できない場所の作業は、家庭用の装備では安全に処理しきれない - 侵入口が特定しきれない・高所にある
屋根上の作業には転落や屋根材の踏み抜きの危険がある - 原因のわからない再侵入が起きた
別の侵入口・封鎖の破損・取り残しなど、原因を特定できない場合は回数を問わずプロの調査が必要
業者に依頼する場合の費用は、公的な基準や全国共通の相場があるわけではなく、作業内容による幅が大きいものです。
見積書の内訳の見方と業者選びのコツは、イタチ駆除の費用相場ガイドを参考にしてください。



DIYの限界は「恥ずかしいこと」ではなく、単なる設備と経験の差です。
原因のわからない再侵入は、やり方を見直すサインだと考えてくださいね。
可能であれば複数の業者に現地調査と見積もりを依頼し、作業範囲、追加料金、保証の対象と期間を比較しておきましょう。
ただし、調査から封鎖・清掃までどこまで任せられるかは会社によって差が出ます。
まずは下の3社で、対応エリアと作業範囲を見比べてみてください。
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イタチ駆除ナビ | 気になる項目から3社を比較
横にスクロールして比較できます → 業者名は左側に固定されます。
| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
| GAIJU PRO GUARD害獣プロガード24時間受付で相談したい方へ | 清掃・消毒まで一社で相談 侵入口の封鎖に加え、天井のシミや糞尿がたまった場所の清掃・消毒に対応。どこまで作業するかは見積もり時に説明すると案内しています。 受付:24時間365日(時間帯の割増なし) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| GAIJU PROTEC害獣プロテック保証の対象まで確かめたい方へ | 相談から施工まで自社スタッフ コールセンターでの相談から調査見積り、駆除作業まで自社スタッフが担当すると案内。侵入経路を塞ぐ再発防止施工も公式に説明があります。 受付:24時間365日(土日祝営業) | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| HOUSE PROTECTハウスプロテクト追加費用の扱いを重視する方へ | 500円玉大の隙間まで封鎖 追い出しだけでなく侵入経路の封鎖で再発を防ぐ方針。広告から施工まで自社で一貫して行い、土日祝の作業も可能と案内しています。 受付:年中無休・24時間 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。



どこか1社だけ先に相談するなら、関西6府県すべてが対応エリアの害獣プロガードから相談を始めるのがおすすめです。
【FAQ】自分でのイタチ対策でよくある質問


まとめ:順番を守れば自分でも追い出せる


イタチのDIY対策は、「特定→追い出し→確認→封鎖」の順番を守れるかどうかで結果が決まります。
押さえておきたい要点は次のとおりです。
- 自分でできるのは追い出しと封鎖まで(捕獲は違法)
- 作業前に相手の特定・子育て時期・侵入口の3点を確認
- 「くん煙剤+忌避剤+金網」の3点セットが基本
- 残っていないことを確認してから塞ぐ。順番を逆にしない
- 子育て中・広範囲の汚染・原因不明の再侵入は業者に切り替える
DIYで大切なのは、道具の良し悪しよりも「順番と確認」の丁寧さです。
まずは家の外周チェックから、今日始めてみてください。
途中で手に負えないと感じたら、費用相場ガイドを参考に業者への相談へ切り替えれば大丈夫です。

